キャッシュカードや預金通帳が見当たらない。どこかに失くしてしまった。
紛失時に必要となる手続きについて調べてみました。
他の誰かに口座のお金を引き出されないように、早急に紛失届と再発行の手続きをしましょう。
キャッシュカード・通帳の再発行
キャッシュカードや通帳を失くしたときには、再発行の手続きをします。
都市銀行・ゆうちょ銀行・ネット銀行について、紛失時の再発行手続きについて調べてみました。
みずほ銀行の再発行手続き
- 再発行の手数料1,080円
- みずほダイレクト(ネット口座)ならログインして再発行手続き
- 窓口での再発行手続きは、お届け印と本人確認書類が必要
ネット口座に登録していると、再発行は簡単です。手数料は口座から引き落とされます。新しいカードや通帳は郵送となります。
三井住友銀行の再発行手続き
三井住友銀行では、再発行の前に喪失届の手続きが必要です。ネットもしくはフリーダイヤルで「喪失届」を出してから、再発行の手続きに入ります。
- 再発行の手数料1,080円
- インターネットバンキング(SMBCダイレクト)なら、喪失届と再発行をネットで可能
- ネット以外では、フリーダイヤルで喪失届をしてから、テレホン・郵送・窓口で再発行手続きを行う
紛失ではなく、キャッシュカードの破損であれば、喪失届の手続きは必要ありません。
三菱東京UFJの再発行手続き
三菱東京UFJでは、再発行の前に「喪失受付センター」へ電話する必要があります。また、再発行は窓口のみとなります。
- 再発行の手数料1,080円
- 紛失に気づいたら「喪失受付センター」へ電話する。
- 再発行は窓口のみ。本人確認書類、お届印が必要。
都市銀行の中では、もっとも手続きが厳重です。窓口でしか再発行手続きはできません。
ゆうちょ銀行の再発行手続き
紛失に気づいたら、カード紛失センターに電話するか、貯金窓口に行きます。その後、再発行手続きを行います。
- 再発行手数料1,030円
- まず、カード紛失センターまたは貯金窓口へ連絡
- その後、貯金窓口で再発行。本人確認書類、お届け印、再発行請求書(窓口)が必要。
まず電話をして、必ず窓口に行く流れとなります。
ジャパンネット銀行の再発行手続き
キャッシュカード・トークンを紛失したら、ネットで取引停止設定を行ってから、再発行手続きをします。
- 再発行手数料1,080円
- 紛失に気づいたら、ログインして失くしたものの取引停止設定を行う
- その後、ログインしてキャッシュカード・トークン再発行手続きを行う
ネット銀行だけに、すべてネットで完結します。他のネット銀行も同様だと思われます。
ただし、「また、警察へのお届けもお忘れなくお願いいたします。」の一文が書かれていました。盗難とは限らず、単なる紛失なのに警察に届け出るのは、ちょっと疑問です。あくまで「お願い」のようですが。
紛失時の手続きは銀行によって異なる
上記の手続きをみると、手続きが分かれました。
手続きがネットで完結する銀行
- みずほ銀行(みずほダイレクトに登録している場合)
- 三井住友銀行(インターネットバンキングに登録している場合)
- ジャパンネット銀行
窓口に行くことが必須となる銀行
- 三菱東京UFJ銀行
- ゆうちょ銀行
窓口で手続きするのは銀行にとっても負担になるはずなので、将来的にはどの銀行もネットで完結するようになりそうです。
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