引越しで住所が変わったときには、銀行口座の「住所変更手続き」が必要です。
銀行口座に登録した住所が間違っている(古い)と、重要書類が郵送で届かなくなります。忘れずに手続きをしましょう。
住所変更手続きは、ネット、窓口、郵送のいずれかで行うことになります。
以下、都市銀行、ゆうちょ銀行、ネット銀行を例にして、住所変更の具体的な手続きを紹介します。
都市銀行の住所変更手続き
三井住友銀行を例に、住所変更手続きを見てみます。
三井住友銀行のHPでは、「引っ越しをしたけれど、何か手続きは必要なの?」という質問にたいして以下のように回答しています。
定期的に大切な報告書をお客さまにお届けしますので、ご転居された場合は、インターネットバンキングにて住所変更の手続きを行っていただくか、お届け印、本人確認書類をご持参のうえ窓口にて、または本人確認書類を同封のうえ郵送(メールオーダーサービス)にて、住所変更の手続きを行ってください。
なお、投資信託口座・債券口座を保有されているお客さまはインターネットバンキング・モバイルバンキング・テレホンバンキングでの住所変更はできません。
ネット、窓口、郵送で、住所変更手続きができます。ただし、投資信託口座・債券口座については、窓口か郵送になります。
必要書類は、窓口なら「お届け印、本人確認書類」、郵送なら「本人確認書類」です。
ゆうちょ銀行での住所変更手続きは面倒
ゆうちょ銀行では、窓口か郵送で住所変更手続きを行います。
手続きに必要なものは、以下の4つです。
- 旧住所が書かれた通帳
- お届け印
- 新住所が記載された本人確認書類
- 住所移転届出書(窓口で用意)
最近は、通帳レスのゆうちょダイレクトプラスがありますが、その場合はキャッシュカードを持参します。
ネット銀行の住所変更手続きは簡単
ネット銀行のジャパンネット銀行では、住所変更手続きが簡単です。
ネットでログインして、「お客様情報の変更」ページで変えるだけ。ワンタイムパスワードのトークンが必要です。
お届け印の類は元からありませんが、新住所の本人確認書類も必要ありません。
ネット銀行は本当に手続きが簡単でいいです。
銀行によって手続きの煩雑さが違う
上記で、都市銀行、ゆうちょ銀行、ネット銀行のケースを紹介しました。地方銀行や信金でも同じような手続きだと思われます。
住所変更手続きは、銀行によって手続きが異なっていました。
ゆうちょ銀行では、複数の書類を用意する必要があり、やや面倒です。
ネット銀行なら住所変更は簡単です。都市銀行でも、ネットバンキングに限れば、簡単な手続きで済みます。
口座を開設するときは、厳重な手続きが必要となるのは理解できます。しかし、口座を開設した後の住所変更は、それほど厳重な手続きにする必要がないはずです。
ゆうちょ銀行でも、いずれ手続きが簡略化されると思われます。
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