個人事業主の屋号付き銀行口座を開設する方法

個人事業主としてビジネスをやっているなら、屋号付きの銀行口座が欲しいところです。

法人ではなく、あくまで個人事業主として屋号付き口座を開設できるでしょうか。

都市銀行、ゆうちょ銀行、ネット専業銀行について調べました。

スポンサーリンク

屋号付き口座への対応状況

以下、個人事業主の屋号付き口座について、各銀行の対応状況を調べました。

三菱東京UFJ銀行

「口座をひらく」ページに以下の記述がありました。

※ 以下に該当するお客さまは、店頭窓口でのみお手続きいただけます。
1. 個人事業主で屋号付口座の開設をご希望のお客さま
2. 米国人等に該当するお客さま(FATCA確認が必要です)
3. 税務上の居住地国(納税地国)が日本国のみ以外のお客さま
(実特法に基づく届出書の提出が必要です)

口座をひらく | 三菱UFJ銀行のホームページ。住宅ローン、外貨預金、投資信託(NISA)、個人年金などの商品案内。インターネットバンキング、口座開設もできます。

個人事業主の屋号付口座を開設するときは、店頭窓口で申し込むことになっています。

詳しいガイドはWEBサイトにないです。個人口座と同じ書類を用意して、窓口で相談するしかありません。

みずほ銀行

FAQページで、「個人事業主(含む、「屋号つき個人」)としての口座を開設したい。」という質問にたいして、以下の回答がありました。

お近くのみずほ銀行でお手続きください。
法令(*)にもとづき、口座開設時には本人確認書類が必要です。

【ご用意いただくもの】
・本人確認書類(運転免許証・パスポートなど)
・ご印鑑

【留意事項】
・口座開設する理由や口座利用の目的などをお伺いし、場合により口座開設をお断りすることがございます。あらかじめご了承ください。

お近くのみずほ銀行でお手続きください。 法令(*)にもとづき、口座開設時には本人確認書類が必要です。 【ご用意いただくもの】 ・本人確認書類(運転免許証・パスポートなど) ・ご印鑑

店頭窓口で申し込むようです。

「ご用意いただくもの」まで明記しているので、「個人事業主の屋号付き口座」について受け付けていることは確かです。

三井住友銀行

三井住友銀行のWEBサイトは、個人事業主の口座開設についてガイドが見当たりません。

FAQで「インターネットバンキングは誰でも申込はできますか?」という質問にたいして、以下の回答がありました。

日本国内在住の個人のお客さまであればお申し込みいただけます(個人名に屋号がついている口座をお持ちの個人事業主のお客さまもご利用いただけます)。
お一人さま1契約とさせていただきます。

日本国内在住の個人のお客さまであればご利用いただけます(個人名に屋号がついている口座をお持ちの個人事業主のお客さまもご利用いただけます)。 法人のお客さまは、SMBCダイレクトはご利用いただけま

「個人名に屋号がついている口座をお持ちの個人事業主」とあるので、口座を開けるのは間違いなさそうです。

しかし、どうやって開いたらいいのか一切記述はありません。他の都市銀行と同様、店頭窓口で相談することになりそうです。

ゆうちょ銀行

ゆうちょ銀行の貯金口座では、屋号付きの口座開設ができません。

屋号や別名での口座開設はできません。(振替口座を除く)
事業主としてご利用いただく場合も個人としてお取扱いします。お一人あたりの預入限度額を超えて利用することはできませんので、ご注意ください。

「振替口座を除く」とあります。振替口座とは、送金や決済の利用に特化した口座です。利子はつきませんが、預り金の全額が預金保険法で保護されます。

以下、ゆうちょ銀行の振替口座のページです。

しかし、個人事業主とか屋号についてのガイドがどこにもないです。

ゆうちょ銀行の窓口で相談することになりそうです。

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行のWEBサイトには、明確に「営業性個人口座(個人事業者用口座)」のガイドがあります。

口座を開設するためには、必要に応じてホームページや確認書類が求められます。

屋号については、FAQで「営業性個人口座(個人事業者用口座)は、口座名義を「屋号」のみで開設することはできますか。」という質問にたいして、以下の回答がありました。

口座名義は「屋号」+「個人名」となります。
口座名義を「屋号」のみ、または「個人名」のみにすることはできませんので、 あらかじめご了承ください。
※振り込みは「屋号」のみでも受け取ることができます。

ジャパンネット銀行でのお取引きやお手続き、サービスなどに関するよくあるご質問と回答をご案内しています。

口座名義は、「屋号+個人名」になります。どちらか一方は不可です。

「個人事業をやっているけど屋号はない」という人は、ジャパンネット銀行で個人事業者用口座を開設できません。そういう人は、個人口座を使うことになりそうです。

楽天銀行

楽天銀行も、「個人事業主のお客様」ページがあります。

「個人事業主のお客さま」のページです。楽天銀行は日本最大級のインターネット銀行です。

屋号については、以下の3通りを認めています。

  • 屋号+氏名
  • 氏名+屋号
  • 氏名

氏名のみでも個人事業口座を開設できます。

以下のページに詳しい説明があります。

楽天銀行の「個人事業主のお客さま」のページです。

個人ビジネス口座を申し込むためには、その前に楽天の個人口座を開設する必要があります。個人口座にログインして、そこから申し込みます。

上記リンク先のページに説明がありますが、事業内容の審査があり、風俗店等は開設できません。

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行のWEBサイトには、個人事業主について記述がありません。

口座開設のお手続きページに以下の記述がありました。

口座開設できないかた

以下の場合は、口座開設ができません。

・ 15歳未満のかた
・ SBI証券口座と同時のお申込みで満20歳未満のかた
・ 非居住者のかた
・ 個人で屋号等を使用した名義でお申込みされるかた

どうやら、屋号付きの口座は、受け付けていないようです。

個人事業主を明確に受け入れる銀行

ほとんどの銀行で、口座開設は「個人」「法人」のガイドだけです。

小さな注記やFAQ等を調べて、ようやく「屋号付き口座」の短い記述がみつかるくらいです。

個人事業主のビジネス口座をあまり歓迎していない感じです。

その中で、ジャパンネット銀行と楽天銀行だけは、「個人」「個人事業者」「法人」の3通りのガイドをしています

明確に「個人事業者用」のガイドページを用意していますので、歓迎されている感じがします。

個人事業主として屋号付き口座を開くなら、ジャパンネット銀行は有力な選択肢になります。

→ ジャパンネット銀行 ビジネスアカウント

スポンサーリンク

シェアする

フォローする